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バイクライフ楽しんでますか?
そんな楽しいバイクライフですが、バイク事故で致死率の高い傷害部位はどこなのかご存知でしょうか?
政府の統計データによると、一位は頭部、二位は胸部、次には頸部・腹部・腰部が僅差で続きます。また同様に重傷者の傷害部位ですと、一位は脚部、二位は腕部、三位は胸部となります。こうしてみると万が一の事故の際に致命傷や重傷になるのを防ぐために、頭部の次に胸部を保護する事がいかに大事なのかわかりますね。
更に言うと、実は自動二輪車での死亡事故のうち27.5%がヘルメットを被っていたにも関わらず、それが脱げていたというデータがあります。折角ヘルメットを被っていても、あごひもを締めないといざという時には全く役に立ちません。面倒臭いと思っても、必ずあごひもをしっかりと締めましょう。
そして次に必要なのは、ズバリ胸部プロテクターです。
夏には蒸れたり、女性は着こなしに響いてしまったりと、敬遠されがちな胸部プロテクター。なんと現在の装着率は10%を切っており、たったの9.2%しかないようです。
ただし胸部プロテクターの装着により、死亡率や重症になる可能性を下げ、後遺症を起こす可能性の高い部位を守る事が出来ることは間違いありませんので、事故を起こさない・事故に巻き込まれないライディングをするのは当然として、悲惨な事故に巻き込まれる前に万が一に備えて是非一度胸部プロテクターの購入を考えてみてはいかがでしょう。
自動二輪車に乗車中の事故の状況
それでは、まず初めに自動二輪乗車中の事故の状況を見ていきましょう。こちらは、日本政府から提供されているデータである、e-Stat 政府統計の総合窓口の道路の交通に関する統計の中から交通事故の発生状況の2022年次のデータを、筆者がグラフ化したものです。
二輪車乗車中の死者の損傷部位
二輪車乗車中の重傷者の損傷部位
このようにバイクという乗り物は、事故に遭う可能性の高い乗り物であり、更にその場合に死亡したり大きな怪我に繋がる可能性が非常に高いリスクのある乗り物だということがわかります。
それでは、義務化されているヘルメットについて、最近の装着状況はどのようになっているのでしょうか。
こちらに警視庁が2023年の7月から9月にかけて各警察署における街頭活動を通じて二輪車利用者から聞き取り調査を実施した結果がありますので見てみましょう。
参照元:警視庁 二輪車利用者に対するヘルメット及び胸部プロテクターの着用状況調査結果
フルフェイス、ジェット型で7割を超えており、安心感が伺えます。ところがあごひもの結束状況を見ると、「ゆるく結束」「結束なし」が3割近くもあり、折角ヘルメットを被っていても事故の際には役に立たない可能性が見て取れます。
更に細かく見ると、半キャップ型では43.9%が不適切な着用という事で、非常に危険な状態だと言えるでしょう。
ただし、一概に半キャップだから事故時の脱落割合が多く危険とも言い切れないのです。こちらのデータでは、フルフェイスとジェット型でも脱落割合が30パーセントを超えているので、フルフェイス型やジェット型だからあごひもの結束をしなくても良いということにはなりません。しっかり結束していないと、簡単に脱落してしまう事が明らかです。
では2番目に守るべき箇所はどこでしょうか?
上記で見てきたデータから考えると、胸部を保護する事が重要となるでしょう。
何故なら胸部の損傷の割合が、死者の場合で2位、重症者の場合で3位となっており、死亡もしくは重症、さらに重篤な後遺症に繋がってくる事が非常に多いからです。
それでは胸部を保護するプロテクターにはどのような種類があり、それぞれどういったメリットとデメリットがあるのでしょう。それぞれ見ていきましょう。
胸部プロテクターの種類とそれぞれの特徴
独立単体のハードタイププロテクター
バイクのプロテクターと言えば、昔はこういったタイプのものしかありませんでした。今でもオフロードバイクのライダーが身につけていることが多いですよね。
ライダーズジャケットの上から被るように装着し、材質は硬質ウレタンやプラスチックが多いようです。
インナーウェアにプロテクターを入れるタイプ
こちらはインナーウェアにプロテクター専用のポケットがついており、そこにプロテクターを差し込んで使用するというもの。
上着に好きなものを重ねられるということがあり、季節によって上着を変えることが出来たり、TPOに合わせて買えられても安全であるということがメリットとしてあります。
デメリットとしては、製品によっては通気性が悪いことがあったり、着脱に手間が掛かるため出先で簡単に脱ぎ着するようなことには向きません。
アウタージャケットの内部に収納ポケットがついているタイプ
こちらはライダーズジャケットにプロテクター用のポケットがついており、そこにプロテクターを装着するという形のジャケットです。
ジャケットを着さえすれば、安全にライディングできるということで人気の高い商品です。ただし、季節によって上着を変えたりということには不向きです。
エアバックタイプ
いざという時にエアバックが膨張して安全性を確保するタイプ。安全性が高いことから最近注目を浴びている商品になります。
バイクから体が投げ出されると自動的に展開して安全性を確保してくれますので、安心です。
ただし、仕組み上価格が高めになってしまうのは仕方が無いところです。
いかがでしょうか。人それぞれ好みのタイプ、自分のニーズに合わないタイプなどがあったかと思います。
例えば、すでにお気に入りのライダーズジャケットをお持ちの方であれば、そのインナーとして装着できるタイプのプロテクターが候補となるでしょうし、夏場用の涼しげなジャケットをお探しの方であれば、ジャケット一体型で通気性の良いタイプのプロテクターが気になるかもしれません。
またレディースの方であれは、その日の気分に合わせて着こなせるような、薄手でアウターに響かないタイプのプロジェクターが欲しいと考えるかもしれません。
それではここからは、それぞれのタイプの特徴的な製品を一つ一つ見ていきましょう。
プロテクターの商品紹介
独立単体のハードタイププロテクター
コミネ プロテクター SK-600 [フリーサイズ]
リーズナブルな価格で好評なコミネが教習所向けに開発したチェストガードです。死亡事故要因で大きな割合を占める胸部保護の重要性を教習レベルで訴えることが出来るとのことで、非常に特徴的な胸部プロテクターとなっています。安心感バッチリですよ。
エトス ETHOS セイフティプロテクトVベスト
こちらは非常に視認性の良い外部プロテクター。雰囲気を重視するツーリングには向かないかもしれませんが、通勤・通学などは安全第一でこういった目立つプロテクターを装着して走行するというのも、自分の身を守るという意味では重要になってきます。
警視庁のデータによると二輪自動車の事故のうち、通勤中の事故の割合は全体の40%前後となっていますので、通勤にバイクを利用している方は非常にリスクが高いと言えます。備えあれば憂い無しと言いますし、通勤にバイクを使用している方は、一つ持っておいても悪くないのではないでしょうか。
インナーウェアにプロテクターを入れるタイプ
アルパインスターズ BASE MESH JACKET ASIA
こちらの商品は、スタイリッシュなアイテムを多数展開している有名メーカーであるアルパインスターズのインナータイプのプロテクターになります。通気性に優れるメッシュ素材を採用しており、着るだけで安全を得ることができる商品です。
KOMINE CEボディプロテクションインナーベスト
こちらはお馴染みコミネから出ている商品のKOMINE スプリームボディプロテクター。胸部と背中を強力にサポートしてくれます。
RS TAICHI アールエスタイチ RSJ337 プロテクション メッシュベスト
こちらはRSタイチのプロテクション メッシュベストという商品です。インナーベストタイプで胸部と背中を守ってくれるプロテクターを内蔵しています。
デイトナ ストレッチインナープロテクター
こちらはデイトナのストレッチインナープロテクターになります。衝撃を検知すると瞬間硬化するSAS-TEC製のプロテクターを内蔵し、胸部・背中だけでなく肩や肘までも強力に保護してくれます。
RS TAICHI TECCELLチェストプロテクター ブラック×ホワイト TRV063レディース
こちらはバイク向けアイテムでは非常にメジャーなRSタイチ製のプロテクターで、胸部プロテクターの形状を女性向けに専用設計したもの。女性が安心して購入し使用することが出来ますのでおすすめです。
ロッソスタイルラボ ROPRO-09 レディースプロテクションTシャツ
こちらは女性の目線で開発されたインタープロテクター。胸部、脊椎にハードプロテクターを装備し、脇部分のメッシュと吸汗速乾素材で快適に安全をサポートします。ずり上がり防止の裾ゴムで、しっかりとボディに装着されますので安心して使用することができます。
アウタージャケットの内部に収納ポケットがついているタイプ
KOMINE コミネ JK-135 Protect Full MESH-Parka Black
コミネのプロテクタージャケット。リーズナブルなお値段にも関わらず、CE規格のプロテクターが肩と肘に入り、脊椎にはEVAパッド、胸部にはハードプロテクターと損傷しやすい箇所をしっかりと保護してくれます。フルメッシュのため、夏でも風が入ってきて気持ち良く走れますよ。
Liugoo Leathers リューグーレザーズ SSL02A シングルライダース ライダースジャケット
Liugoo Leathers ブランドから提供されているメッシュレザーのシングルライダース。ライダースの王道デザインをベースに、本格的なライディングにも耐えうるべく背中と肩肘に着脱可能なCE規格のプロテクターを標準装備しています。胸部プロテクターはオプションとなりますが、RS TAICHIをはじめとする他社の様々なプロテクターを装着することができるように考慮されていますので、利便性は非常に高いです。
モトベース(MOTO BASE)秋春モデル 防風・防水 バイク用ジャケット プロテクション
MOTO BASEブランドからは秋春モデルのバイク用ジャケット。肩・肘・脊椎部に脱着可能なメッシュプロテクター装備で万が一の際の衝撃を軽減します。胸部プロテクター収納袋を装備しておりオプションで取り付けが可能となっていますので、お気に入りの他社の胸部プロテクターを別途購入しましょう。
エアバックタイプ
HIT-AIR ヒットエアー エアバッグジャケット Motorrad-2
エアバッグを内蔵したジャケット一体型の商品。最初からエアバッグを内蔵しているためデザインを壊すことなく着用出来る上に安全性が非常に高い。
袖・脇・背中に配置したファスナー開閉式ベンチレーションにより通気性を調節可能のため、快適なライディングが期待出来ます。エアバッグシステムを取り外すことも可能です。
HIT-AIR ヒットエアー エアーバックベスト Cタイプ ベージュ
こちらもヒットエアー社の商品。こちらはベストタイプとなっており、この商品単体で使用することができますので、ご自身がすでにお持ちのアウターにプラスしてこちらを着用するだけで、万が一の事故絵の備えが出来る優れもの。
リスクの高いバイクという乗り物を楽しむ上で、ヘルメットだけで無くプラスアルファの胸部プロテクターの装着を考えてみて下さい。
以上となります。皆様の気になる商品はありましたでしょうか。もしあなたの気になる商品があったのであれば幸いです。是非早いうちに胸部プロテクターを入手し、安全快適なライディングを心がけましょう。
それでは末長く楽しいバイクライフを!